ORTHODONTICS

矯正歯科
(歯並びを治す)

材料の進歩により、矯正中の不快感は年々少なくなっています。当院では25年の間に800名以上の矯正治療を行ってきました。現在は、ゴムメタルワイヤーによる小臼歯非抜歯矯正や、目立たないマウスピース矯正(シュアスマイル)にも対応しています。

この分野は年々材料の進歩があり、特に、とても弾性の高い形状記憶合金が使えるようになりましたので、矯正中の不快感が少なくなりました。目立たない金具(セラミック製ですから白いはずです)を直接、歯に接着剤で貼り付けて矯正治療を行います。

歯並びを治す

矯正治療では、目立たないセラミック製、または金属製の金具(ブラケット)を歯の表面に接着剤で貼り付け、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていきます。下の写真は、実際の矯正治療によるお口の中の変化の一例です(上段が治療前、下段が治療後)。

矯正治療前の口腔内写真(左側面観)。叢生で歯が前方に傾き、重なって生えている状態
治療前:左側面観(叢生の状態)
矯正治療前の口腔内写真(正面観)。前歯が重なり合い、歯並びがでこぼこしている状態
治療前:正面観(叢生の状態)
矯正治療前の口腔内写真(右側面観)。歯が重なって生え、咬み合わせが乱れている状態
治療前:右側面観(叢生の状態)
矯正治療後の口腔内写真(左側面観)。歯列が整い、上下の咬み合わせが改善した状態
治療後:左側面観(歯列が整った状態)
矯正治療後の口腔内写真(正面観)。前歯のでこぼこが解消し、歯並びがきれいに整った状態
治療後:正面観(歯列が整った状態)
矯正治療後の口腔内写真(右側面観)。歯がきれいに並び、咬み合わせが整った状態
治療後:右側面観(歯列が整った状態)

矯正治療の診療順序について

  1. 顔立ちと歯並びの関係を調べるために、頭部のレントゲン写真を撮り、標準の値との比較・分析を行います。
  2. 歯型を採り、歯の大きさと歯列の大きさを調べます。
  3. 患者さんやご家族の方とお話し合いの後に、治療計画を立てます。
  4. 歯に、セラミック製または金属製の金具を貼り付けます。
  5. 主にゴムメタルワイヤーを取り付け、矯正力を加えていきます。
  6. 補助的な力を加えるために、上下のワイヤーに輪ゴムを患者さんご自身でかけていただきます(食事時以外)。
  7. 微調整のために、ステンレスのワイヤーに種々の曲がりを加えて、歯の方向と咬み合わせの調整をします。
  8. ワイヤーの屈曲などを変えて咬み合わせを仕上げていきます。なお、顎の位置も合わせて確認していきます。
  9. 仕上がったら装置を一時的に一部はずして歯型を採り、保定床という入れ歯の親戚のようなものを作ります。
  10. その保定床は最低2年ほど入れておき、その場所で歯の位置が固定するのを待ちます。
  11. 上記は一般的なパターンです(専門的には1級の叢生症例)。個々には、さまざまにアレンジした装置や方法を使うことは言うまでもありません。

矯正治療の問題点

  1. 虫歯を作ってしまうことがある(清掃性が悪くなるため)。
  2. 歯の根っこが短くなってしまうことがある(過度な力をかけすぎた時など)。
  3. 顎の痛みで代表されるような顎関節症の症状が一時的に起こることがある(逆に、顎関節症を治すこともできます)。

矯正治療の時期

個々の症例や性別によって開始時期は異なりますが、ここでは一般的なお話をしましょう。

幼稚園

極度の受け口(乳犬歯までが反対の咬合になっている場合)や、左右に大きく顎がずれている場合は、矯正治療を開始します。それ以外は経過観察とします。使える装置としては、既製のマウスピースが多いです。

小学生の低学年

不正が少なく、そこだけ治せば後は順調に並んできそうな場合。

左右に大きく顎がずれている場合は、早めの治療が必要です(歯の上下の真ん中が大きくずれている場合)。

ある特定の歯の位置の不正のために下顎の運動が阻害されている場合。特に、顎が後ろに押し込まれている場合は、顎関節に影響を及ぼして顎が痛くなる場合がありますので、治療の適応になります。

あまりのガチャガチャで、既に生えている永久歯の根っこを吸収してしまう恐れのある場合。学校でいじめに遭う原因となっているような歯並びの場合。

小学校の高学年

下顎の位置の不正がある場合(下顎を前に成長させたり、成長を抑制することができるので、成長発達のピークが生じる前に始めるのが原則。女の子のほうが1、2年早く始めます)。特に、下顎の位置が後方にある2級咬合の場合は、身長が伸びきる前に治療したほうが、身長が伸びきってから治療するよりも、矯正治療終了後の仕上がりが大幅に美しくなります。

左右に大きく顎がずれている場合は、とにかく早めの治療が必要です(歯の上下の真ん中が大きくずれている場合)。

歯の生えるのが早いお子さんで、抜歯しなければ並びそうにない場合(小臼歯抜歯症例)。

顎を広げる治療により、小臼歯の抜歯を回避できそうな場合。

中学生以降

ほとんどの場合に対応できます。ただし、顎の位置の不正の場合は始めるのが遅くなる場合があります。顎の位置の不正を矯正するには、身長が伸びる前のほうが良いです。

成人

多くの症例が治療可能です。現在では、50歳でも60歳でも治療をされる患者さんがいらっしゃいます。ただし、お子様よりは長く時間がかかります。

あまりにも下顎が前後にあるケースでは、病院の口腔外科にて顎を一部切断し、咬み合わせを治す場合もあります(外科矯正)。

2020年現在では、ゴムメタルという超柔軟性ワイヤーを使うことにより、小臼歯を4本抜歯して行う矯正は極端に少なくなりました。詳しくは非抜歯矯正のページへ。

また、シュアスマイルというマウスピースを使用する矯正治療がございます。目立たないことや、ご自分で外して食事や歯磨きができることなどから、特に女性に人気となっております。

当院の矯正治療診療費

当院で矯正治療をお受けになった方は、25年の間に800名以上にのぼります。テクニックは、もっとも自由度のあるスタンダードエッジワイズ+マルチループテクニックを主に使用しています。現在では、ゴムメタルによる小臼歯非抜歯矯正が主流です。

治療の種類治療費用
ご相談無料です
矯正診断料(資料採得)18,000円
第一期矯正390,000円
調整費用(第一期)3,500円/回
第二期矯正500,000円
調整費用(第二期)5,500円/回
マウスピース矯正(シュアスマイル)お試しスキャン33,000円
マウスピース矯正(シュアスマイル)治療費980,000円

※費用はいずれも自費診療で、消費税を含んだ金額です。治療内容により金額は変動します。詳しくは無料のご相談にてご案内いたします。ほかの治療の費用は治療費用のページにまとめてあります。

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