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スーパー根管治療(自費による根管治療)

根管治療の良し悪しで歯の寿命が変わる

歯が痛くなって、夜も寝られなくなるのは、歯の中に有る歯髄に細菌が感染していしまい、壊死する事によります。こんな時に、歯の中の歯髄(通称:神経)を取って、人工物に詰め替えて歯を残す治療を根管治療と言います。

この治療の目的は、歯の中の歯髄(通称:神経)が有った空間を綺麗にして、再度感染しないように根の中を詰める治療です。この治療の出来、不出来で、歯の寿命は大きく左右されると言って過言ではありません。

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保険内治療にも限界が・・・

 しかし、日本の保険診療における根管治療の診療報酬は米国の30分の1、中国の6分の1、フィリッピン等のASEAN諸国の6分の1とされています。多くの人が平等に医療を受けられる日本の保険制度はすばらしいです。しかし、しっかり治療をすれば完全に赤字になってしまう様な低報酬な事が、日本の根管治療技術の発展を阻害しているのも事実です。根管治療で一番大事なのは、時間をかけることです。

 しかし、日本の保険制度の場合、根管内を綺麗に整える根管拡大に関してどんなに時間をかけても診療報酬は、一番手間のかかる奥歯でさえ、400円(患者さん負担金は3割なので120円)です。これでは器具代にもなりません。米国の根管治療専門の教授にその事を話しましたら、一言。Dangerous!こんな状態なのです。

より精度が高く、最善の治療を受けていただくために

当院では、十分な時間を取り、器具機械も満足のゆく物を使って、歯科医師の技が最高に発揮できるように、希望される方には自費(自由診療)による根管治療スーパー根管治療も行っております。この治療は、歯科医師の技術と、時間を買ってもらうと思っています。

最初からしっかり治療をしておく事が一番重要です。もしも、神経を取る治療をすると言われた場合は、時間をかけてきっちりと行うスーパー根管治療を思い出してください。

 

抜歯のリスクを下げ、ご自分の歯をより長く

根管治療の不備は、明らかに抜歯につながります。それを治すためにインプラントになるのです。インプラントより自分の歯の方が良いに決まっています。費用はかかりますが、将来のインプラント回避の為にお考えください。

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制度上の問題点

ただし、日本では事実上、健康保険と自費診療の併用が禁止されております。
治療費用に関しましては、①全て自費で行う場合と②健康保険と併用する場合があります。

根管治療終了後は冠(クラウン)を被せる必要がありますが、このクラウンに関しましては、昭和51年に出された厚生省歯科管理官通達により、一連の健康保険の治療の間でも、クラウンは自費とすることができます。
よって、自費診療としての根管治療の費用を包含したクラウンの治療費用として対処させていただきます。

根先病変が治る しっかりした根充がいかに大事か

日本で行われている根管治療では、骨の回復はなかなか見込めません。それは、根の先を緊密に充填を行う事が困難だからです。

又、従来の様なレントゲンでは歯を平面でしか見ることが出来ないので、正確な診断を行う事が出来ません。しかし、現在では歯科用CTがあります。このCTの出現により根管治療の診断や治療精度は非常に高くなりました。

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以下では、歯ぐきがはれて膿が出てくる状態や歯の根の痛みを訴える患者様、根先病巣などの状態の方の症例です。骨の吸収があった患部に骨ができる(治る・治癒)症例をいくつかご覧ください。

根管治療の症例紹介

スーパー根管治療の成功率 予後

根管治療の成功率。何をもって成功か失敗かに分類するのでしょうか。

ヨーロッパ歯内療法学会のガイドラインでは、「根管処置後4年後において根尖部X線透過増の完全な消失が診られなければ失敗」とする定義を用います。これは簡単に言えば、根の治療を行って、4年後にレントゲンを撮ってみて、根の先に黒い透過増が有ったばあ場合は、症状の有る無しに関係なく根管治療の失敗とするのです。

この基準で見た場合、日本での根管治療の成功率はどうでしょうか?東京医科歯科大学で15か月に渡って調査をした結果が論文として発表されています。つまり外来に来た人のレントゲンを片っ端から見て、根管処置をしてある歯の根の先に透過増が無いか調べたのです。その結果は前歯であろうが、奥歯であろうが、透過像の出現率は50%以上70%以下で有ったのです。つまり、成功率は30%~50%と言う事です。この透過像の中には、治癒途上にあるものや、瘢痕治癒によるものも有るとされているが、余りにも多い数字であると筆者の須田は述べています。

それでは海外ではどうでしょうか?イギリスの開業医の調査では、7割が10年は再治療をしないで経過。(Lumley PJ,et al.2008) お隣の台湾では、5年で9割が予後が良いと書いてあります。(Chen,et al.2007)

 

日本の根管治療の成功率の低さの原因は2つ程度あります。一つは、余りにも診療報酬が諸外国と比べて安いのです。もう一つは根管充填法が側方加圧根充と言う、根の先をピッタリと閉鎖しにくい方法が教育されているからなのです。この教育も国家試験が絡んでくるので、一つの大学だけが変更する事も困難なのだと思われます。

詳しくは、院長の久保倉が著した「だから歯が治らない、本物の根管治療を受ける」に詳しく書いてあります。

 当院の根管治療の成功率

<抜髄症例>

デジタルレントゲンとして保存されている過去10年間のスーパー根管治療をした抜髄症例の予後調査を行いました。2017年調査研究。(敬友会倫理委員会2017年許可番号1)尚、教育研究機関ではありませんので、予後を判定する為にレントゲンは撮影していません。たまたま以後の診療のレントゲンで確認できた症例を抽出しています。

 評価基準


5

全く問題なし CT等で完全に確認できる場合

4

問題なし パントモやデンタルで確認が出来る場合

3

根尖病変はなし。しかし瘢痕を思わせる場合や歯根膜腔の拡大を認める場合

2

小さい根尖病変を認める

1

明らかに根尖病変を認める。または歯根破折

上記の1,2は失敗と判断した。



根数

症例数

経過年数

評価1症例数

評価2症例数

評価3症例数

評価4症例数

評価5

症例数

成功率(%)

評価平均(5点満点)

単根

31

6.03

0

0

9

8

14

100

4.19

単根即根充

32

9.42

1

1

0

15

15

93.75

4.31

複根

35

6.95

0

2

2

19

14

94.29

4.29

3根管以上

52

5.81

1

2

4

13

32

94.23

4.4

平均

 

7.05

         

95.56

4.3

単根歯とはおおむね、前歯です。複根歯とは、おおむね、前歯と奥歯の間にある、小臼歯と言う歯です。3根以上とは、奥歯、大臼歯です。


尚、通常の抜髄処置後に、外科的な根管治療を行った症例は1例も有りません。ヨーロッパ歯内療法学会のガイドラインで見れば、7歯が失敗とされました。不許可の2例は歯根破折でした。平均7年の予後を見た場合の成功率は95.56%と言う結果が出ました。日本での成功率は30%~50%か程度。アメリカで80%と言われいる数字から見ても、非常に高い成功率で有る事が結論づけられました。


<感染根管処置>他院での治療のやり直しの場合

根数

症例数

平均観察期間(年)

改善率(%)

悪化率(%)

不変率(%)

改善度(4点満点)

単根

43

3.34

93

0

7

2.1

複根

28

3.8

78.6

7.1

18.2

1.2

3根管以上

25

4.32

92

4

4

2.32

平均

32

3.82

87.87

3.7

9.73

1.87

無症状の根管治療は原則的に、行っておりません。よってほぼ全てが、痛み等の不快症状が有った歯です。

成功率は平均80%台後半です。この基準は抜随と同じく、何ら、問題なく使用できる歯であっても根尖病変を認めた場合は失敗と判定しました。


改善度とは上記の評価基準について、根管治療を行うとどれだけ上昇するかを数値的に調べてものです。という事は、評価基準が1である根尖病変を認める場合でも、評価基準の3程度まで上昇を期待できる事であり、根尖病変も治る事を示唆しています。

費用(今まで治療をしていない場合):抜髄処置

 

一度も根の中の治療をしていない歯の場合で、根の中を詰める根管充填を行い被せる土台を作るまでです。

 治療に使うドリル類は全て、新品を使います。切れ味が良い事は言うまでも有りませんが、良くある過誤である根管内での器具の破折は起こりません。又、ラバーダムと言う物を使って、唾液中の細菌が入り込むのを抑制しマイクロスコープを確認しながら、充分な時間を取って治療をいたします。

基本投薬料も治療費に含まれます。


①全て自費の場合、初診料 30.000円(税抜) + 以下の費用(税抜) ※通常診査(虫歯、歯周病)とCT撮影を含む

②自費の被せ物の治療費の一部として行う場合、 

  以下の費用(税抜) + 自費の冠 の費用

<上顎> 上の歯の費用(円・税別)と治療回数

歯の種類
上顎前歯
上顎犬歯
上顎小臼歯
上顎大臼歯
歯の番号
治療費用
50,000
50,000
60,000
60,000
60,000
100,000
100,000
治療回数
1
1
1
2
2
2
2

横にスクロールしていただくと続きが見られます。

<下顎> 下の歯の費用(円・税別)と治療回数

歯の種類
下顎前歯
下顎犬歯
下顎小臼歯
下顎大臼歯
歯の番号
治療費用
60,000
60,000
60,000
50,000
50,000
120,000
120,000
治療回数
1
1
1
1
1
3
3

横にスクロールしていただくと続きが見られます。

  • 根管治療小器具は、全て新品を使用。(Kファイル Hファイル エンドウェーブ)
  • ラバーダム防湿の上治療
  • 充填物の除去から根管充填までの費用となります。
  • 治療回数は平均的な治療回数を示しています。できれば1回で終了するのが望ましい。
  • 治療費用の単位は円(税抜)
  • マイクロスコープによる精密な治療
  • 1回の治療は1時間から1時間半程度です。
  • 根管充填のシーラーはMTA系を使用
  • 根管治療は、根の形や湾曲により治療成果は左右されます。よってマイクロエンドにより治療精度は上昇しますが、ごく希に一生懸命治療してもご期待にそえず抜歯になる事もあり得ます。その際には費用の返金はいたしません。

→ 診察は24時間受付の「ネット予約」が便利です

費用(一度根管治療をしてある歯の再度の根管治療の場合):再根管治療

一度根の中の治療をしている歯の場合。(再治療)根管充填を行い、被せる土台を作るまで。

投薬料も治療費に含まれます。

抜髄処置に比べて、充填材を外す時間及び、根の中を綺麗にする時間がかかってしまいます。

 

①全て自費の場合、初診料 30.000円(税抜) +以下の費用(税抜)  ※通常診査(虫歯、歯周病)とCT撮影を含む

②自費の被せ物の治療費の一部として行う場合、 

   以下の費用(税抜) + 自費の冠 の費用

 

痛み止めや抗生物質は3日程度は費用に含みます

<上顎>  上の歯の費用(円・税別)と治療回数

歯の種類
上顎前歯
上顎犬歯
上顎小臼歯
上顎大臼歯
歯の番号
治療費用
70,000
70,000
100,000
100,000
100,000
150,000
150,000
治療回数
1
1
2
3
3
3
3

横にスクロールしていただくと続きが見られます。

<下顎> 下の歯の費用(円・税別)と治療回数

歯の種類
下顎前歯
下顎犬歯
下顎小臼歯
下顎大臼歯
歯の番号
治療費用
100,000
100,000
100,000
70,000
70,000
190,000
190,000
治療回数
2
2
2
1
1
4
4

横にスクロールしていただくと続きが見られます。

  • 治療を開始しても、亀裂の発見、治療不能な穿孔の発見等で予後不良が予想される場合は、30.000円(税抜)で終了
  • 穿孔部をプロルートで充填する必要が有る場合は、材料費として10.000円(税抜)かかります。
  • 根管治療小器具は、全て新品を使用。(Kファイル Hファイル エンドウェーブ)
  • ラバーダム防湿の上治療
  • 充填物の除去から根管充填までの費用となります。
  • 治療回数は平均的な治療回数を示しています。根の中の状況によっては回数は増減します。
  • 治療費用の単位は円(税抜)
  • マイクロスコープによる精密な治療
  • 根管充填の際のシーラーはMTA系を使用
  • 感染根管治療は、前医の治療の状態、根の形や湾曲により治療成果は左右されます。よってマイクロエンドにより治療精度は上昇しますが、ごく希に一生懸命治療してもご期待にそえず抜歯になる事もあり得ます。その際には費用の返金はいたしません。
  • 治療後、外科的な根管治療が必要になった場合は、別途費用がかかります。
  • 一回の治療時間は1時間~1時間半程度です。

→早期の治療がお薦めです。 24時間受付「ネット予約はこちら」

外科的歯内療法

通常の根の中の治療では対処できない場合で、顕微鏡を用いて、根の外側から治療を行う方法です。スーパー根管治療は、殆ど外科的な方法は行わないで済む場合が多いです。

根の外側から治療した部分は、骨補填材と吸収性コラーゲン膜で保護します。(米国標準)

 

※治療費用はすべて税抜

  • 前歯部(1,2,3番) 80.000円
  • 小臼歯部(4,5番) 120.000円
  • 上顎大臼歯(6番)  150.000円
  • 下顎大臼歯(6番)  180.000円
  • 診断的フラップ処置  30.000円

治療中の痛み

必ず事前に麻酔を行いますので、治療中に痛みを感じることはありません。
「チクチクする痛みが心配」という患者様も中にはいらっしゃいますが、心配はご無用です。 無痛にするための麻酔を事前にいたしますので、ご安心ください。
麻酔自体も当然痛くありません。

治療後の痛み

根管治療を当院で最初に受ける歯の場合、治療後に「噛むと痛みが出る」というのは、通常2~7日で治まります。またズキズキと継続的に痛むという事は、ほとんどありません。

以前、他の医院で根の治療を受けた歯の再治療の場合、前医での治療がどの様な状況で行われているかにより治療内容が変わります。
この再治療に関しては、CT等での診断後に予想できる状況を説明をした上での治療となります。

治療後に膿が溜まる?

根管治療を得意としていない他院で治療を行い「治療後に膿が溜まる」原因としましては、
1.歯の根を広げすぎている。根先孔の破壊(根の先に大きい傷を作ってしまっています)
2.歯の根の先までしっかりふたが出来ていない(根管充填が不十分)
3.歯の中を削りすぎている(歯根のどこかでヒビが入っている可能性がある)
などが考えられます。

 

歯の根の先に膿が溜まって腫れや痛みが引かない場合には、歯茎を切開して膿を出す歯根端切除術という外科手術が必要な場合もあります。しかし、これを行っても無意味な場合もあります。やはり、歯の内部を削りすぎてあり、それにより強度が落ちて歯根のどこかにヒビが入っている場合等は手術の効果が無いケースが多いです。
最初によい治療を受けることがとても重要となります。

 

根管治療の専門医とは?

この治療を徹底して行うには、我々専門医による治療が必要です。

保険内での一般的な治療は、治療費が安すぎるため、十分な時間を取ることが難しく、高額な器具も使用できず最低限の治療になってしまいがちです。日本の健康保険における根管治療の診療報酬は先進国はもとより、フィリピン、マレーシア、中国よりも安いのです。
外国の歯科医師に話すと、危険水準と言われる状況です。

歯科医師の私自身、健康保険内での治療は絶対に希望しません。もしも治療が必要な状態になったらスーパー根管治療を教えた私の弟子たちに丁重にお願いします。

 

専門医はマイクロスコープを使用し(肉眼では見えづらい歯の根の中を4倍から20倍に拡大して見る事ができるため精密な治療が可能)、ラバーダムというゴムのシートを歯にかけて治療しますから、治療中の唾液による感染や薬剤の口腔内への拡散を防ぐ事ができます」というネットの情報が溢れていますが、それだけでは十分ではありません。

 

パーフェクトな根管治療を可能するには、しっかり「治療時間を確保」し、「いかに根管の中を綺麗に詰めるか」、「根の先に蓋をするか」という歯科医師の「腕:テクニック」がポイントになります。

また普通のレントゲンでは立体的には見ることができないのでCT撮影は必須となります。 CTを撮り複雑な歯の根の形を3Dで把握することがとても重要です。


当院では歯の根の状態を5段階に評価し、治療計画を作成します。

他の先生が治療してうまくいかなかった歯根の場合は、「どこにエラーがあるのか」の把握から必要になりますので、更に難易度が上がります。
その場合はCTだけでは診断ができず、根管を開けて初めて原因が分かる事が多いのです。 その原因としては、前医の歯の削りすぎの事が多く、修正が不可能なケースが多々あるのです。

 

はじめから腕の良い専門医でしっかりとした治療を行えば、抜歯する必要もなくなり、自分の歯を守る事ができます。
毎日、多くの患者さんを診ていると「この人は最初に行く歯科医院を間違えたな」と思われる方が沢山いらっしゃいます。

症例紹介はこちらのページ

 

治療の手順・流れについて

治療の流れについて簡単に解説していきます。

まずCTを撮り治療する歯の根の曲がり具合や、根の数や位置の把握を行います。これは立体のレントゲンであるCT以外での診断は不可能です。(日本ではこの治療におけるCTの重要性は現在ではそれほど言われていませんが、世界的に有名な米国の歯内治療の専門医ブキャナン先生は、先日の米国での学会で、CT撮影は必須と説明をしていました。私も全く同感です。)

 

次に虫歯部分や神経(歯髄)を取り除き、中の汚れを除去します。

 

それから、根管の一番先にある、根先孔と言うピンホールほどの穴にしっかり蓋が出来るように、細心の注意をもって必要最低限の切削を行ってゆきます。これを根管形成と呼びます。当院では、この根管形成にゴールとなる基準があります。

 

日本ではピーソーリーマーと言う器具を使う歯科医師が多いですが、 この器具の使用が歯をダメにする元凶で有る事は間違いありません。削りすぎるのです。当然、当院では健康保険の治療でもこの器具は使用禁止です。

 

根管形成が基準通りにできましたら、掃除・消毒をして歯根に空間ができないよう充填します。

この根管充填は、現在、日本で行われているラテラルコンデンセーションでもなく、米国で行われているコンティニアウスウェーブテクニックよりも、はるかに根の先を緊密に塞ぐことが出来る方法です。
これが術後に根の先に嚢胞や膿を形成しないためのキモとなっています。

 

根管充填が終わり、何も異常がなければ、通常は型を取って詰め物や被せ物を入れていきます。

この被せものも、当院ではセラミック素材の「セレック」や「イーマックス」の様な、1回の処置で終了できる物を採用しております。通常の型取りとは違い、口の中をビデオで撮影するだけですので苦しさもありません。根管治療をした歯は強度が落ちますので、セラミックの様な残った歯と一体化する材料を使う事が重要です。
1回の治療で白い歯が完成するセラミック治療

 

治療を当院にて初めて受けるのであれば、前歯なら1~2回、奥歯なら3回程の通院で終了します。(根管治療のみとして)

半年間、お薬の詰め替えで通院するというような治療は当院では必要ありませんし、そのような雑菌が増える治療は行っておりません。

 

 

治療が失敗するケース

根管治療をすれば、虫歯がひどくても歯を残す事ができる場合があります。

ただし治療は時間がかかる上に、歯科医師の技術によっても結果が大きく左右される治療ですから、失敗し当院に再治療を求めていらっしゃる患者さんもおられます。

 

問題は、歯の場合「削る」と言う元に戻す事が出来ない行為が加わります。皮膚の怪我などの場合は、多少、縫合が下手でもそれほど問題は起こりませんし縫合のやり直しもできます。
それは何とか生体が治そうとしてくれるからです。当然ながら、歯は削ったら削ったっきりです。

 

失敗する原因としましては、まずCTを撮らず歯の根の形を把握せずに歯根に触ってしまうことがあげられます。
歯の根の形状は患者さん一人ひとり形状が異なります。確実な治療にはCT撮影は必須です。

 

日本の健康保険の場合は、前述の様に余りにも診療報酬が低評価の為に、回転切削器具により時間短縮をする傾向があります。回転切削器具もしっかりと使えば悪くはありません。 しかし、テクニックの不足した歯科医師は、最初からこの回転切削器具を根管内に入れて削ってしまいます。それも、ピーソーリーマーと言う削れる刃の部分の長いドリルを使ってしまうのです。
このピーソーリーマーは直線的に広範囲が削れてしまうのです。よって、根が真っ直ぐな前歯に使うのはさほど問題ありません。しかし、奥歯の様な根の曲がっている歯の中に使用してしまうと、曲がった歯根の中に直線で回転している物を入れて削ってしまうので、歯の内部つまり根管は直線化されてしまい、ある部分が極端に薄くなってしまったり、穴を開けてしまったりするのです。つまり削り過ぎてしまうのです。


穴を開けてしまったらMTAセメントと言うリペアセメントを使わなければ不快症状はずっと続きます。また、穴を開けていなくても、薄い部分の存在が後に強度の不足となり、根の破折と言う事に繋がるのです。

歯の根の形状は人それぞれ異なりますので、やはり手の感覚が重要になります。手の感覚というのはとても繊細なことまで感じとることができます。ただ、この手の感覚を大事にすると、とても時間と労力がかかってしまうのと、テクニックの差が出てまいります。

 

また、日本の根管治療の教育も大きく間違っています。根管充填の時期として「歯を叩いて痛くない事、と言う条件(打診痛)」が入っています。これが大きな間違いなのです。


根管の中を一度汚してしまうと、この打診痛はしっかりと根管を閉鎖してしまわない限り延々と続きます。そのため、1年以上同じ歯の治療に通っていると言う患者さんが日本ではザラに居るのです。また、日本の大学で習った、ラテラルコンデンセーション言う根の先の充填はほぼ隙間だらけです。この根管充填法を使っても打診痛は一向に収まらないのです。


解決策は根の先をしっかり閉鎖する事なのです。ただ多くの場合、何回も歯の中をいじる事により、根の先の孔も大きく広げられてしまっており、傷の治りが更に悪くなってしまっているケースも多いのです。

 

2017年現在、若手の歯科医師での人気の講習会は何でしょうか?
10年前はインプラント関連でした。
何と、現在はこの根管治療だと聞きます。当院に見学にいらっしゃる他の医院に勤務している歯科医師もその様に言います。その理由を聞くと、根管治療はさっぱりわからないからだと言います。


この先生方も毎日治療をしているはずなのに、ゴールが見えないで治療をしているのかと思ってしまいます。

それだけ日本の根管治療の教育は怪しいのです。

スーパー根管治療には、明確なゴールがあります。そのゴールも近いところにあります。

 

ラバーダムとは?

スーパー根管治療では、ラバーダム(ラバーダム防湿)と言われるゴムのシートを使っております。
治療中、唾液によって再度細菌に感染してしまう事がありますが、ラバーダムを使えば、口の中の細菌が歯の根の中に入る事を防ぎます。

しかし、ラバーダムをしているから専門医とか、治療は万全だという表現には、少し違和感を感じます。ラバーダムをしなくても治療は出来ます。重要なポイントはラバーダムではないからです。最善を尽くすためのひとつの方法として、ラバーダムを使っています。

ラバーダムは残った歯の一部にクラウンプと言う器具をひっかける事でゴムのシートを張ります。
しかし歯の崩壊が余りにも酷い場合は、このラバーダムのクランプが引っかからない時があります。
こんな場合は根管治療が出来ないのでしょうか?崩壊している歯は術後の強度の問題もありますが、ラバーダムがかからない歯は抜歯と言う考えには賛同しかねます。

また当院(敬友会)では、治療器具に徹底した滅菌管理を行っております詳しくはこちら>>

 

有効な薬とは?

「根管治療で欠かせないのが、洗浄と消毒、そして薬剤です」とよく書かれていますが、薬剤は本当は重要ではありません。
「歯の根の先にしっかり蓋ができる技術」があれば、間違いなくうまくいきます

 

殺菌能力を持続し、鎮静作用のあるペリオドンやFCと言うホルマリン系の薬剤が使われている場合があります。これを使っていると歯科医院に入った瞬間にわかります。昔ながらの臭いがするからです。

これらのホルマリン系の根管薬は抗菌効果が高いというメリットがある一方で、毒性の強さや発がん性の可能性について言及されています。通常は量が少ないので、それほど問題視はされませんが、妊婦に対しては要注意です。

 

また最近では治療の薬に水酸化カルシウムを使う歯科医院も徐々に増えているようです。
しかし当院では必要がありませんので使用しません。
どうしても使う必要がある場合は植物由来の体に優しいものを使用しています。

 

重要なポイントは薬剤ではないのです。根管充填をする前に次亜塩素酸等でできるだけ除菌をして、しっかりと根の先を塞ぎ、根管の中と生体を分離化してしまう事です。これを根管の墓地化と呼んでいます。これは、根管の中を完全に殺菌する事は出来ないと言う考えに基づいています。つまり根管内は墓地。しかし、墓地との境にしっかりとした扉(根管充填)を作って墓地から悪いものが出てこないようにするのです。

 

つまり、しっかりとした歯根の先の孔塞ぎが重要なのです。これをしっかりする為には、しっかりとした根管形成をする必要があるのです。しっかりとした道が形成されていないと根の先まで蓋を運搬してきちんと墓地の入り口に扉を立てられないからです。
その運搬路を作ることが必要最低限の条件となるのです。

 

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