
当院でのマイクロスコープの使用は2007年からです。そして、現在では11台の診療ユニットに11台のツァイス社製のマイクロスコープを設置してあります。
当院では、これで歯を見て診療するのが普通の診療スタイルです。肉眼での診療は殆ど行っておりません。歯科医師全てが常時使用します。
又、2階メンテナンスルームでも歯科衛生士がメインテナンス(定期健診)の際に使用します。
マイクロスコープの使用は保険診療、自費診療(保険適応外診療)も区別しません。子供(小児歯科)、大人の区別も無く使用します。そして、マイクロスコープ使用料の様な特別な費用は一切かかりません。
マイクロスコープは手術用顕微鏡を歯科用に改良したものです。一般的には精密根管治療として歯の根の中の治療に使われるイメージが有ると思いますが、虫歯治療や被せ物の治療にも欠かせません。これを使わないと、治療精度がどうしても落ちてしまいます。又,歯科衛生士が歯周病治療の一環として歯石を取ったり、歯を研磨するのにも非常に有用です。そして、メインテナンスの時に口の中をチェックした場合、虫歯の見落としが大幅に減ります。