当院は、横浜市妊婦歯科健康診査の指定医療機関です。
妊婦検診(無料)を受けましょう!
受診の対象 | 横浜市内に住民登録されている妊婦さん |
---|---|
費 用 | 無料(1回) ※検診の結果から、治療が必要な場合は、別途治療費がかかります。 |
受診の方法 | 当院まで、直接お問い合わせ・ご予約ください。 ご予約の際には、「妊婦歯科検診を希望」とお伝えください。 |
受診日の持ち物 | ・妊婦歯科検診の受診券 ・母子手帳 |
ホルモンバランス変化がお口に影響します

妊娠中のお母さんのカラダは、いろいろ変化します。その中の1つが、お口の中。ホルモンのバランスが変化することで、歯肉に炎症が起こりやすくなり「妊娠性歯周炎」になる方や、食生活の変化、つわりで、お口の中が酸性の状態になり、その状態が長く続くことで、虫歯や歯肉炎になる方が多くみられます。
妊婦さんのお口の中は、その環境が悪くなりやすく、虫歯や歯周病になりやすい時期です。レントゲンやお薬の影響が、お腹の赤ちゃんに心配…と我慢せずに、ぜひご相談ください。
歯周病は、早産や低体重児出産のリスクが7.5倍

妊婦さんが歯周病になっている場合、早産や低体重児出産のリスクは、たばこや年齢による要因よりも高く7.5倍、というアメリカの研究結果があります。それが初産になると8倍近くになります。
(Offenbacherら:J Periodontol,67:1103-1113,1996改変引用)(2003年鹿児島大学、鹿児島市立病院産婦人科の調査も同様の結果)
その詳細は、まだ研究途中ですが、お口の中の歯周病菌が増加し血中に入ることで、子宮が予定よりも早く収縮し、早産や低体重児出産へとつながると考えられています。
歯石を除去して歯周病を防ぎましょう!
歯周病は、自覚症状がないことが多く、気づいた時には、とても進行しているケースが多いのです。しかし、歯科衛生士による専門的なクリーニング(スケーリング・歯石除去・歯石取り)や、歯科衛生士の指導による自宅での正しいブラッシングをしっかりすることで、改善することができます。妊婦のみなさん、ぜひ一度ご来院ください!
赤ちゃんには、ムシ歯菌はいません

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌はいません。虫歯菌は、赤ちゃんの周りにいる家族から感染することが多いと言われています。
赤ちゃんのいちばん身近な存在で、たくさんの時間を過ごすお母さんのお口の中の健康が、とても大切です。
お子さまのお口の健康は、お腹の中にいる時からスタートしています。妊娠中だけではなく、出産後も、定期的に健診と歯科衛生士によるクリーニング(歯石除去・歯石取り)を受けられることをおすすめします。どうぞ、お気軽にご相談・ご来院ください。
当院の理事は、産婦人科「新横浜の母と子の病院」にて講義を行っています。
当院は厚生労働省による 『かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所』に認定されています。