キーワード リンガライズドオクルージョン、ブレードティース、イーハブレイド、総入れ歯
昨年12月(2004年)にヘレウスクルッアージャパンから、発売になりました人工歯イーハブレイド(e-Ha)を使って
総義歯(総入れ歯)を作ってみました。
この人工歯は、日本歯科大学新潟校の小出教授が中心になり、開発されたものです。
写真の様に、奥歯が4本くっついた形態になっているのが、この歯の大きな特徴ですが、それだけではありません。
今までにない、リアルな人工歯の形態であり、リンガライズドオクルージョンを実現するのに、必要な形態 が最初から、付与されております。
更に、リンガライズドオクルージョンを構成する人工歯の配列を ある程度、容易に付与しやすいような、工夫もなされております。
さて、ここで出てまいりました、リンガライズドオクルージョンとは何でしょうか。
簡単に申し上げますと、 上の歯の尖がった頭の部分を5ポイント作り、それに合わせて、下の奥歯にすり鉢状の、受け皿を5ポイントつくる感じです。これは、入れ歯用の上下の歯のかみ合わせの仕方で、通常の健康な方の口の中には見られない、かみ合わせです。