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虫歯予防「脱灰」「再石灰化」

投稿日: 2016年2月6日  | カテゴリ: その他

普通、歯は多少口の中に歯垢があったとしてもすぐに虫歯になるわけではありません。見た目では気づかない程度の虫歯なら、唾液の働きにより再石灰化し自然に治癒するためです。この『再石灰化』って言葉はテレビなどで聞いたことがある方も多いのではないかと思います。


では、歯科医院に行かないといけないほどの虫歯になってしまうのは、なぜなのでしょうか?

食事をすることで、糖分や歯の表面に食べかす(歯垢、プラーク)が付着します。これが、ミュータンス菌等を活性化させる原因となります。つまりそれらが、細菌のエサになるのです。


エサを沢山食べたミュータンス菌等は「酸」を作り出します、これはちょうどウンコにあたります。

この酸が、歯の表面のカルシウムやリンを溶かしていきます。この状態を「脱灰」といいます。この脱灰がすすむことで、虫歯になっていきます。


ただ、この脱灰が多少起こっても口の中が健康であれば、「再石灰化」することができ、大きな虫歯になることはありません。(再石灰化とは、酸によって溶かされてしまった カルシウムやリンを修復することです。唾液にその働きがあります)

私達の口の中では、毎日この「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。このバランスが保たれていれば大きな虫歯が出来ることはないのです。



「脱灰」と「再石灰化」のバランスを保つ為には、食生活に気をつけることが重要です。

間食が多かったり、食事の時間が人より長くかかってしまうなど、口の中に食べ物が長くあるのは、良いことではありません。脱灰している時間が長く再石灰化している時間が短いといった状態になってしまいます。


お子様の歯、乳歯は、ミュータンス菌に対する免疫が弱く、特に注意が必要です。間食をする場合は、時間を決めて、1回できちんと満足できるようにしてあげるようにしましょう。間食も含め食事をした後は、ブラッシングを行い、口内を清潔に保つことを心がけましょう。ブラッシングが難しい場合も、キシリトールガムを噛んだり、ある程度の殺菌効果が期待できる緑茶などを飲むなどしても良いでしょう。


あと、虫歯予防は、ミュータンス菌等のエサを無くすこと(食事の管理)、あとは、ウンコをいつも掃除(歯磨き)をしていれば、達成できるのです。


毎日の少しの心がけで、大きな虫歯を減らすことはできます。

歯と唾液が本来の能力を発揮できれば、虫歯を防ぐことができるのです。


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