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白い乳歯の被せ物 乳歯冠

投稿日: 2017年6月26日  | カテゴリ: 院長ブログ

ジルコニアの乳歯冠(白い歯)

 

 

以前から、探していた白い乳歯冠。有りました。

 

乳歯冠とは子供の歯にある程度、大きな虫歯を作ってしまった場合に、レジン充填と言う様な一部分に樹脂を詰める治療方法では力学的にに強度が不足してしまう場合があります。つまり、直ぐに外れてしまったり、欠けてしまうのです。

 

大人にも同じ様なレジン充填と言う様な方法があります。しかし、子供の歯に詰める場合には、非常に不利な条件があるのです。

 

  1. 乳歯は歯の高さがないので、詰め物の歯に対する接着面積が少ないので、外れやすい

  2. 乳歯は歯の数が少ないのに意外と大人と同じ様な食事を食べるので、特定の歯に力がかかるので欠けたり割れやすい。

 

よって、どうしても詰めるよりも、被せてしまう方が良かったのです。それも、大人に使う様な冠では無く、しなりのあるステンレススチールの乳歯冠を使っています。外れにくく、隣り合う歯の部分は絶対に欠けないと言う利点もあり優れた性質を持っています。

 

しかし、最大の欠点は色でした。スチールですから銀色です。そして、金属アレルギーの問題も少なからずあります。

 

日本では、白い(白色)の乳歯冠など聞いた事が有りませんでした。小児歯科学会の雑誌を調べても樹脂の冠の掲載は有るものの摩耗性が高いので使用できるに値するものではありませんでした。又、ネットでも無し。しかし、やはり世界中を探したらアメリカに有りました。

 

ジルコニア製です。ジルコニアは大人の歯科治療でも使われている材質です。しかし、欠点もあるのです。最大の欠点は、接着性です。それとステンレススチールと違ってしならない欠点もあります。

 

当会では、大人に対するセラミック治療の経験からジルコニアの乳歯冠は非常に外れ易いのでは無いかと考えていました。

 

そんな中に、ジルコニアの乳歯冠のセミナーがハワイで行われると、米国企業のホームページにあるのを発見。

 

2017/06/23日。当会が運営する都筑キッズデンタルランドの秋山院長、鈴木先生と一緒にホノルルに赴きました。研修会場は、ハワイで最も古いホテル?のモアナサーフライダー。

 

研修は朝の7時半から開始。参加者は24人。米国人を中心にオーストラリア、ニュージーランドから参加。主催者に話を聞くと、アジアからの参加は初めてだそうでした。当然、日本人初となりました。

 

午前中は講義。午後はハンズオン(実習)。講義を聞くうちに、なるほどと思える様になり、午後の実習で、これは良いと確信しました。

 

先ず、考えていたより薄い。そして接着のコンセプトが全く違う。しかし、私どもの様に乳歯冠による治療経験が豊富な歯科医師ならば、問題なく出来る内容でした。

 

ここで、大人の方は、自分の歯科治療経験から、型を採ってから技工士さんが作れば良いと思うはずです。しかし、この方法でジルコニアの冠を作った場合、歯の高さが無いのと、接着性の問題から全く困難です。実際に当会では、院内の削り出しの機械を作ってやってみましたが治療に使える冠は出来ませんでした。

 

しかし、今回のジルコニアの小児用既成冠はこれらの問題を克服できています。

 

 

これで、子供の歯(乳歯)の大きな虫歯の治療も審美的に出来る新時代の到来です。銀色では無く白い歯で治療が出来るのです。現在、銀歯でお困りなお子様にも適応できます。

 

今回のセミナーでは、治療技術と製品も持ち帰りました。そして、継続的に購入できる道筋も確保できました。

 

ただし、健康保険は当然ながら、適応はできませんので自費診療での対応となります。

 

整備でき次第に、HPにて診療費用等を公開させて頂きます。

 

乳歯ですのでいずれ抜けてしまいます。機能的には、従来の乳歯冠(銀歯)でも充分です。しかし、アレルギー、審美面で乳歯冠が不適な場合には今迄に無かった選択肢が加わりました。

 

この白い乳歯冠の出現は日本の小児歯科医療を変える可能性があります。




 


 

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