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日本の歯科医療の動向

投稿日: 2017年9月20日 

日本政府が出している統計に平成28年 社会医療診療行為別統計というものがあります。

これは、平成28年6月に日本の歯科医療機関から請求された保険診療行為1か月分の集計です。

おそらく、提出されたレセプト(診療報酬明細書)からの数字だと思います。


この1か月間に歯科診療を受診した人は、日本国内で約1800万人。

その中で歯の神経’(歯髄)を取る治療を受けたのは53.4万人。

つまり、歯科医院を訪れた患者さんの約3パーセントがこの治療を受けた計算になります。又、以前神経を取った歯の再治療が4%弱。


この数が多いのかどうかを諸外国と比べる文献は見つかりませんでした。

しかし、米国とは顕著に違う事があります。


それは、「根の治療の回数」です。

米国では、1回ないし、2回で終了するのが普通です。

しかし、日本はどうでしょうか?

この統計からみると、前歯で1回で終わる率は5.74%。

奥歯に至っては1.79%となっています。

これは、根の治療の診療報酬が諸外国に比べて極端に低いのも関連していると思われます。


そして、日本全国で1か月に作られる入れ歯は37万個。

その中で、6万個強が総入れ歯です。

この数は、相当多いのではないでしょうか。

年間にすると440万個にもなります。


これは四国地方の人口が380万人ですから、四国地方に住んでいる子供から老人まで、全員にい入れ歯を作ったとしてもさらに60万人も足りない計算になります。


また、日本には6万8千の歯科医院がありますので、1医院あたり年間65個の入れ歯を作っている計算になります。


日本は大「入れ歯国家」なのです。


そして、インプラントはどうでしょうか?

これは別の資料ですが、平成27年6月に歯科医師需給問題を取り巻く状況と言う厚生労働省発表に資料があります。

それによりますと平成25年におけるインプラントの生産と輸入数量は116万本だそうです。

その全部が使われないにしても、ここ10年で倍になっている様です。

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