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ニューヨーク:コロンビア大学でのインプラント研修会

投稿日: 2016年12月17日  | カテゴリ: 院長ブログ

 



2016年12月8日~9日 


ニューヨークにあるコロンビア大学で開かれたインプラント研修会に参加してきました。


マンハッタン島にあるコロンビア大学を訪れるのは、今回で3回目。

日本人にはニューヨーク大学の方が知られていますでしょうか。

しかしアイビーリーグに属し、オバマ大統領も卒業されているコロンビア大学の方が、米国では名門大学とされています。

ただ、場所的には明らかにニューヨーク大学の方が治安は良さそうです。



ニューヨークまで12時間、香港の6時間の倍。

若い時は、寝てしまえば良かったのですが、やはり50歳を超えた体にはきつい。

でもその飛行機に乗らなければ、ニューヨークには着きません。

機内に電源があるので、パソコンで来年当会に入って来る新人スタッフのトレーニングメニューを考えたり、日頃出来ないデスクワークをしたりしました。


時として、しばし夢の中に居るうちにニューヨークに到着。

8日の朝9時から研修と言う事で、前日にニューヨーク入りしました。

以前、当会の大和の診療所の院長をしていただいた千原晃先生(現在、湘南鎌倉歯科・矯正歯科の院長先生です)も同機に乗っておられたので、空港で合流してニューヨーク市内に向かいました。


11時くらいに宿泊ホテルに着いたものの、チェックインは15時。

折角時間があるので、千原先生とメトロポリタン美術館に行くことにしました。


その為に、荷物を預けるのにも一苦労。

日本では考えられないようなゆっくりとしたスピードで、荷物を一個ずつ運んでいちいち部屋に格納。非効率をすごく感じました。


それから、何と、歩いてメトロポリタン美術館へ!

結構な距離でしたが、タクシーに乗ってしまえば見られない風景を見よう、ということでセントラルパークを突き抜けて美術館を目指しました。


IMG_8107.JPG


しかし、歩ているうちに強烈な睡魔が。

それもそのはず、ニューヨークでの正午は、日本時間では午前2時。

東京よりは遥かに寒いので眠気も少しは軽減されるものの、千原先生と雲の上を歩いている様なフワフワした状態でやっとの事でメトロポリタン美術館の前へ到着。


正面に立って、記念撮影をしました。

とにかく、でかい。

後で知ったのですが、これは国立でも州立でもなく私立の美術館だと言う事。

驚きました。


そして、25ドルの入館料を払い館内へ。

まずは、右手のエジプトのコーナーから。

美術館と言う名前が付いているのだから、絵画ばっかりと思いきや、いきなり彫刻やらでっかい石像が立ち並んでいてビクリ。


文化的な価値はあるのでしょうが、薄学故に「猫に小判」状態で、エジブプトを一周。

ただ、その時は日本時間では、朝方の4時ごろ。

やはり睡魔には勝てず、メトロポリタン美術館を後に宿にチェックインをいたしました。


翌日は、コロンビア大学の研修センター。

まだ出来たばかりの建物で、周囲は古い建物なのに、この建物は非常に近代的です。

中に入ってみると、内装は敬友会の基本カラーと全く同じ「オレンジ色」でした。

IMG_7596.JPG

最初の講義は、おなじみのデニスターナー先生。

ターナー先生と言えば、インプラントに携わる歯科医師は絶対に知っていなければいけないような論文を書かれている先生です。

その先生から、今回は「どんな時に、抜歯をしてインプラントにするか?」また「どんな時には歯を保存した方が良いか?」のテーマで講義がありました。


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この講義を聞き、インプラントもかなり進化しており天然歯に匹敵する、もしくはそれ以上の場合もあるとの印象を抱きました。


日本と米国では医療制度が違います。

日米を比較した場合、たとえば米国ですと歯を残す根管治療とインプラントの治療費用は同等か、根管治療の方が高い場合があります。それでいて5年後の歯の残存率が15パーセント程度違うとなると、米国では最初から残存率の高いインプラント治療を選択するのが合理的な判断になります。

しかし、日本の場合は保険制度の費用負担の違いために、その様な選択肢はあまりなさそうです。



次の講義は、ギリシャ出身の歯科医師。

歯科用CTの進歩とその読影について講義を受けました。その講義では、歯科用のCTにも血管の石灰化等が写り込むとの事で、この様な場合は全身の血管も同じ様になっている事が多いので、血管外科や循環器科で、一応精査をした方が良いとの事でした。



2日目はイタリア出身のアマト先生でした。

この先生の講義は非常に面白かったです。通常、時差ボケで居眠りをしてしまいそうな場合もありますが、非常に斬新な講義でしたので、一切眠気が襲ってきませんでした。

講義の要旨は、インプラント治療も成熟し現在ではシンプルになってきた事。骨を沢山造成して、沢山の時間を使って治療をする時代から、1回の手術である程度まで治療を進められる時代になった、と言う内容でした。

これは、インプラントの表面構造が良くなった事と、短いインプラントでも太さが確保されれば長いインプラントを使う必要はあまりないと分ってきた、ということです。


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是非とも、この先生の技術を取り入れて、少しでも患者さんの苦痛が取り除かれるようにしたいと思いました。







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すべての講義が終わって、昼ごはんをファカルティークラブで頂いて、ケネディー空港に向かい帰国の途に就きました。


ニューヨーク2泊4日の強行軍でしたがインプラントを行っている歯科医師としては、非常に有意義でした。

来年も是非とも参加したいと思います。


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