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小学校の歯科検診を終えて

私は今年より某小学校の歯科校医となりました。そこで初めて歯科検診をしてみた感想を書いてみました。

虫歯の特徴

  • 9割の児童に虫歯がみられました。
  • 低学年では、乳臼歯にかなりの確率で虫歯がみられました。DとE
  • 高学年では、殆どの児童の6歳臼歯は治療済みか、虫歯が有りました。
  • 高学年では、特に6年生に上の前歯の永久歯に虫歯のなりかけ(C0;シーオウ caries obsabation)が結構見られました。このまま放置しておけば、中学生になるころには、虫歯になってしまうのかと思いました。;デンタルフロスの重要性を感じました。)
  • 治療していない児童はとことん治療していません。(放置しっぱなし:親の無頓着か?)
  • C2(象牙質に限局した虫歯)が数多く見られるものの、永久歯で明らかにC3(歯髄にまで達している虫歯)は、少ないです。全校700人あまりで、該当する児童は、10人位だったと思います。
  • 下の永久歯の前歯は、歯磨きを余りしなくても、虫歯になりにくい場所にもかかわらず、明らかに虫歯と思われる児童が、3、4人見られました。
  • インレー(型を採って金属の鋳造物を入れる治療法)が外れて、新たに虫歯になっている児童がかなり見られました。(小学生にはインレーはあまり良く無いのではないかと思いました。幅の広い虫歯は別として。)
  • 歯肉炎はかなりの児童に見られます。(5割以上、しかしこれは、歯磨きをしっかりしていれば、すぐに治る歯肉炎ばかりです。)
  • 右ききの人の特徴としての、右の上の前歯が磨けていなく、歯肉炎になっている児童が多数見られました。
  • 歯磨きが出来ていないので、口臭がする児童が多い気がしました。
  • 高学年を中心に歯並びの悪い児童が大変目立ちました。
  • 明らかに顎関節症と思われる児童は1人も見られませんでした。(学会では、10歳以下の子供は顎関節症になることは、無いとされて、又小学校高学年でも滅多にないと言われています。)しかし授業中頬杖をついたりすることは顎関節症の誘因の一つであり良くありません。
  • 私の診療室に来る児童で、診療室で見る態度と学校で見る態度では全然違い、学校では、こんな生き生きしている目をしているのかと思った児童がかなりいました。診療所だと、やっぱり痛いこと(今は殆ど痛くなくなった??)が解っているので元気が無くなったり、よそ行きになるのかな?


校長先生をはじめ副校長先生、養護の先生は真剣に児童の事を考えて虫歯予防、治療プログラムを組み立てていらっしゃる事が良く解りました。(感謝)


私見

  • エアー(あのシューという歯に吹きかけるもの)が無いので泡で細かいところまで、良くわからない部分も有りました。
  • 診療台で診ることができないので、良く見えなかった部分もあったと思います。
  • レントゲン写真を撮って歯の間の虫歯を確認した訳ではありませんので「虫歯無し」と言った児童でも、かかりつけの歯科医院で定期検診を受けてほしいと思いました。
  • 1日に300人以上の検診をすると首の周囲の筋肉(僧帽筋、広頸筋)がかなり疲労いたします。
  • もう少し良く診ることができるように、設備等の改善の努力もして行かなければならないと思いました。
日本の首都圏の小学校も多くは同じ様な状況じゃないかなあと思いました。



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