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環境ホルモン

昨年末よりにわかに、言われはじめた、環境ホルモンについてです。
環境ホルモンは、合成樹脂から色々な物質にわたり、人体に入った場合に、ホルモンと同じ様な働きをして、生殖やその他について人体に影響を与える物質とされております。
その中でも、プラスチックの原料になるビスフェノールAと言う物質がやり玉に上がっています。ビスフェノール自身も未だ、はっきりと環境ホルモンの作用を及ぼすとは解っていない様ですが、何らかの作用が有るのでは無いかと想定されているのが現状の様です。


歯科材料のプラスチックの中にはビスフェノールAは使われておりませんが、それらに近い化学構造を持つ物は使われております。問題は、その近い化学構造を持つ物質から、変化してビスフェノールAになるのではないか、あるいは、不純物として、ビスフェノールAが混入していないのか等が、マスコミで、過大にとりあげられております。

果たしてその様な事実は有るのでしょうか。日本歯科医師会、及び米国歯科医師会の見解をご紹介いたします。

結論としては、歯科材料の原料としても、ビスフェノールAは使われていないばかりか、その他の原料も、他のプラスチック製品とは異なり医療用の為、とても純度の高い物を使用しており、歯科用のプラスチックからは唾液中にビスフェノールAが溶出する事実は無いことがアメリカやドイツ、また、日本で行なわれた実験で確かめられており、文献に紹介されております。
更に、アメリカで行なわれた実験では、唾液中よりもっと条件的には厳しいアルコール中へのビスフェノールAの溶出を調べても、その様な事実は認められなかったそうです。

又、仮にビスフェノールAが溶出したとしても、(あくまでも仮の話として)環境ホルモンとして女性ホルモンのエストロゲン様の作用は、本物のエストロゲンの一万分の一だそうです。プラスチックの量からしても、環境ホルモンとしての作用は無いと考えられます。

あるテレビ番組でかなり、煽動的な取り上げられ方をしました。
唾液中にビスフェノールAが溶出する様な内容でしたが、世界中で実験されても出てこない物がどうして、出てきたのかは甚だ疑問です。

但し、どうしてもプラスチックは嫌だと考えるならば、プラスチックを使わなくても、治療は出来ます。が、前歯の小さい虫歯や、乳歯の虫歯はプラスチックの代わりの物で治療するとなると、かなり問題です。
前歯の場合は、プラスチックでは無くセメントを使う事が考えられますが、色が綺麗に出ないばかりか、耐摩耗性が落ちると言う欠点があります。被せる方法も有りますが、プラスチックを詰めれば少ししか削らなくて済むところを、丸坊主に削らなければならなくなります。何十年も前の治療に遡りの感を否めません。
乳歯の虫歯の場合であれば、金属を使う事も考えられますが、金属を作る際に型を取って作りますので、型を取るのにとても苦痛で、材料を飲ませてしまったり、直ぐに外れてしまったり、来院回数が倍になってしまったり、経済的負担が増してしまったりもします。これも前時代的です。

歯科材料メーカーにも聞いてみましたが、医療用のプラスチックですから、そこいらへんのポリカーボネートの食器の原料とは全然違う原料の純度だそうで、今まで以上に品質には気をつけているそうです。

とにかく、過剰反応はしないで、冷静に考える事が必要なのではないでしょうか。

 

記入98/5/3

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