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がちゃがちゃな歯並び(叢生そうせい

歯並びに関してで、一番多く相談にいらっしゃるケースです。専門的には一級叢生(そうせい)と呼びます。

叢生の治療

  • 顎を広げて矯正する。
  • 歯を抜いて矯正する。

広げてスペースを作る。
(非抜歯の治療方法の一つ)

抜歯してスペースを作る方法。

実際の治療例

(上の写真と同じ人です。)

preortho.jpgarrow_r2_c2.gifposorthot.jpg

一級叢生の咬合とは?

一見して、前歯の歯並びが悪く、でこぼこした咬み合せの状態を言います。ただし、上下のアゴの関係は、下顎や上顎が前に出ていたり、引っ込んでいたりしていない場合とします。
日本人を含む、モンゴロイド系の人種は、コーカソイド(白人)よりもアゴの奥行きが無いために、歯が綺麗に並ぶスペースが足りない傾向にあり、この様ながちゃがちゃの歯並びになってしまうのです。

一級叢生だと何か不都合ですか?

  1. 歯磨きがしにくいですから、虫歯になりやすいです。
  2. 特定の歯に強い力がかかる場合が多く、早期に歯を失ったり、歯周病に罹患しやすくなります。
  3. 審美的によくない。つまり美しく見えない。バランスのとれた口元は良い笑顔の条件です。

どの様に治療するの?

治療方法は、大きく分けて2つです。それは、アゴを広げて、歯が並ぶスペースを確保する方法。これを非抜歯治療と呼びます。もう一つは、犬歯の後ろを1本づつ抜歯して、そこのスペースを利用して歯を並べる、抜歯矯正治療があります。この2つの治療法を巡っては、世界の矯正歯科医の学会で半世紀以上の論争があります。

できれば、抜歯をしないに越した事はありませんが、無理に非抜歯で治療しますと、上下の歯共、前に出っ張った状態で治る??事になります。キーポイントは、下顎の歯並びがあまりにも、デコボコがきつい場合は、抜歯した方が良い場合が多いです。顔立ちにもよりますが、矯正治療後の下の前歯と、下顎の下縁とのなす角度が、90度を大幅に超える様ですと、抜歯した方が安定しますし、顔立ちも美しくなります。

非抜歯の場合は、左の図の様に、突っ張り棒の様な装置を入れて、アゴの幅を拡大します。結構うっとうしいですが、これはかなり効果があり、図の様なケースでも抜歯をしないで矯正治療を終わらす事ができました。

抜歯の場合は、抜歯をした部分を利用して、デコボコを改善します。具体的には、形状記憶合金やステンレスワイヤーをつけて歯を動かし、隙間の閉鎖等を行います。

ただし、矯正用のマイクロインプラントを使用する事により、抜歯をしないで矯正が出来る例が増加しました。


いつからはじめるのがベストなの?

原則的には、いつからでも始められますが、非抜歯ケースは永久歯が全て生え揃ろう中学生位から、抜歯ケースは生え換わりの途中の小学生高学年くらいからが良いです。


どのくらい期間がかかるの?

顔立ちにもよりますが、歯の移動に、1~2年。その後、歯をその位置にとどめておく入れ歯の様な装置を最低2年は入れておく必要があります。
長いように感じるかもしれませんが、アゴの位置がずれている、上顎前突や下顎前突よりは、はるかに短い期間で済みます。


費用はどれくらいかかるの?

顎変形症や口唇口蓋裂は、健康保険の適応があります。それ以外は、自費診療となります。その治療費は、各医院で異なります。
当院では、初年度、次年度、各21万円、3年目、8.4万円。定額制。一回ごとの調整料ナシ。(成人は別途費用あり)



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