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歯科医院の為の救急救命薬剤 器具の一例

歯科医師 医師向け説明

最近では、持病をもった高齢な患者さんも、歯科医院に来院される機会が増えています。
又、若い女性では、無理なダイエット等で、診療時に気分が悪くなる患者さんも時には、いらっしゃると思います。
そのような時に あわてない様に、日頃から、緊急事態の発生をも想定して、学習会や、薬剤の用意等をしておかなければ、なりません。
ここでは、私の診療所で用意している、薬剤と器具を紹介しますので、参考にしてみて下さい。

薬剤

<アダラートカプセル>降圧

ca拮抗剤で心臓の冠動脈の収縮を抑制して、心筋への血流を改善し、降圧させる。
高血圧がベースにあって、診療中に更に、血圧が上昇して、しまった場合に、舌下に、1カプセル滴下させます。10分以内に20mmHg位は直ぐに下がります。
過去に、高血圧の患者さんの他に、局所麻酔後に、急に頭痛を訴えた若い方(珍しいことだと思いますが、局麻アレルギー)の、降圧に使用した経験があります。

<ニトロールスプレー>狭心症

亜硝酸剤、冠動脈や、末梢の血管を拡張して、心筋虚血を、改善させる。
診療中、血圧の上昇と共に、胸痛を訴えた場合に口腔内又は、鼻粘膜に、スプレーします。狭心症の場合、胸痛は収まるが、心筋梗塞の場合は、効果は無いとされている。当然に、血圧も下がる。2回の噴霧まで。

<ホリゾン注>鎮静 、抗痙攣

ジアゼパム製剤。異常な興奮や不安、痙攣を起こした場合に使用。
当然、降圧作用も有ります。静注では半筒、筋注では、1筒使用。点滴に混ぜると白濁するので、側管注とします。

<硫酸アトロピン注>除脈

一般的には、胃痙攣や、有機燐系殺虫剤中毒に使われる薬剤。
救急薬剤としては、除脈の場合に使用。静注では半筒、筋注では、1筒使用。緑内障の患者さんには、使用禁忌。

<エフェドリン注>昇圧

一般的には、気管支拡張作用により、気管支喘息に使用される。
救急薬剤としては、低血圧となって、除脈になった際に、アトロピンと一緒に使用。静注では、4分の1筒位を使用。筋注では、半筒を使用。以前はカルニゲンと言う注射剤が昇圧には使い易かったのですが、製造中止になりました。


<ボスミン注>昇圧

エピネフリン製剤。
緊急時には、4分の1筒を生食にとくか、側管注で、できるだけ、ゆっくり静注します。
筋注では半筒位を使用。エフェドリンとの併用はせっぱ詰まった場合以外は、不整脈等を起こす恐れが有るので、止めておくべき。


<ソルコーテフ注>ショック時

副腎皮質ホルモン剤。
ショック時(血圧低下等)の必需品。静注、筋注、1回200mgを使用。他の昇圧剤を使用後、に使用する。


<生理食塩液>溶剤

血管確保用に使用する。
当然点滴セットも用意しておく。しかし、緊急時には、血圧が下がってしまって、静脈が見つからない事も多々有ります。


<酸素>換気

過換気症候群以外には、とにかく使用しておく。



薬剤使用時の一般的注意事項
 
  • 静注は、成る可く、点滴ボトルからの、側管注とする。
  • 緊急時は血管確保が出来なくて、おろおろするより、筋注や、皮下注をする。
  • 点滴剤の作り方は、日頃からスタッフに演習させておく。
  • 当然薬剤以外に、気道確保や呼吸の管理も(意識、呼吸、脈拍、血圧)忘れてはならない。

器具

プラスティックエアーウエイ

緊急時にどれだけ効果が有のかは、少々疑問。使用経験は、幸いありません。
当然CPAの状態の様に呼吸が止まっているときは、当然、気管内挿管や、ラリンゲアルマスクの様な物を使う必要があります。しかし、麻酔科にいた先生位に慣れていなければ、緊急時には、挿管出来ないでしょうから、早く救急車を呼びましょう。
ドリンカーの生存曲線によると、心肺停止後、病院に到着する迄の時間が、5分位の場合で、救命率は25パーセントほどだったと記憶しています。ですから、一刻を争います。

気管穿刺用金属針

気管切開をしないまでも、甲状輪状間に、差し込んで、窒息の防止をする。異物の誤飲等により、窒息しそうになった時に使用。
こんな物を使わなくても、メスで切開してから、歯科用のバキュウムやサクションをつっこんでも良い。
ただし、予想外に甲状輪状間は出血しますので、要注意。

抜歯等に際しリスクの有りそうな患者さんの場合は、内科に併診させ、ある程度の、ラボデータを教えてもらっておく事も重要です。


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