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MTA セメント

待ちに待ったセメントが日本国内で発売されました。
セメントと言うと、通常は金属をくっつけるために使う事が多いですが、このMTAセメント(商品名 プロルート)には、特殊な用途があります。それは、穴埋め用としての用途です。ただの虫歯の穴ではなくて、歯から骨に抜ける穴を埋めるのに使うものなのです。

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今までは、ここを穴埋めするのに適した材料はありませんでした。なぜかと言うと、骨に抜けている歯の穴は出血などにより、濡れていたり、湿っていたりして通常のセメントではしっかり接着しなかったからです。厳密に言うと、スーパーボンドと言う接着剤も濡れている環境でも接着はしたのですが、詰めにくいと言う欠点がありました。ところが、このMTAセメントは詰め込む事が簡単にできるのです。

しかし、日本での薬事承認は直接覆髄と言って、歯の中に使う事により取得されました。

開発はアメリカのロマリンダ大学のイラン系とかエジプト系とか言われているDr.Mahamoud Trabinejadによります。
成分は、酸化カルシウム(CaO)、酸化ケイ素(SiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)等に二酸化ビスマスを配合したものらしい。つまるところ、工業用のポルトランドセメント(普通のコンクリート)と成分は殆ど変わらないそうだ。

しかし、滅茶苦茶に高いのです。工業用のポルトランドセメントは10キロでも500円位ですが、このセメントは1グラムが約1万5千円もします。この値段が凄く問題なのです。この値段では保険診療で使う事は事実上無理なのです。
なぜならば、穴を埋める事に関しての保険の診療報酬はありませんし、覆髄に使ったとしても診療報酬はないのです。つまり自費診療でしか使用できないのです。叉、混合診療との関係もあり、このセメントを使う場合は、これに付随する診療行為も全て自費でするように法律で決められています。

実際の使用例


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予後良好です。


記入 2007/06/04

現在では、プロルート以外の製品も発売されております。 2011/09



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