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エンプレス

前歯を最も、自然な色に治すのはこのエンプレスが一番です。

今迄は、通称ポーセレン冠と言う物が一般的に使われていましたが、どうしても歯肉の境目が黒っぽく見えてしまったり、何と無く深みの無い”ベター”っとした色になってしまいました。

それは何故かと申しますと、ポーセレン冠は、一度、金属で作った冠に、上薬を塗って、セラミック質を焼き付けて有る構造に起因しております。この中の金属が歯肉に映り込んで何と無く黒っぽく(ブラックマージン)見えてしまうのです。

もっとも、ポーセレン冠でも、奇麗に修復は出来る場合も多いですが、隣の歯が真珠の様な透明感の強い場合や、歯肉が薄いピンク色の様な場合は、上記の様な不自然な感じになってしまう事が多いです。

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左側がエンプレス、右側がポーセレン冠をそれぞれ、裏側から見た写真


エンプレスはリヒテンシュタインと言うヨーロッパの国で開発された物で、セラミック質を焼き付けるのでは無く、セラミック質を、鋳物の様に鋳造してしまうものです。つまり、全てがセラミック質で出来ている冠です。同じ様な全て白っぽいレジンジャケット冠(保険可)と言うものも有りますが、驚く程、収縮してしまって出来てしまう事と、強度はまるで無いし、吸水性がひどい為にすぐ変色したりしますので、はっきり言って使い物にはなりません。(仮歯には良いけど)


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エンプレスによる修復例(右上の側切歯)


エンプレス以前にも、ダイコアやセレストアと言うオールセラミック質の冠が有りましたが、ダイコアは適合は良いのですが、長年使っていると、色がはげる欠点が有り、セレストアは適合性が今一歩と言う感じでした。エンプレスは、セラミック自体に色が付いており、適合もかなり良いので、世界中で、使われている審美歯科材料です。

但し、エンプレスにも欠点が有ります。それは、強度が従来のポーセレン冠より落ちる事です。つまり、ポーセレンよりは欠けやすいのです。奥歯にも使う事も出来ますが、割れるのをかなり覚悟しなければなりません。あの清原選手も奥歯のエンプレスはやはり割れたそうです。私は、奥歯にはエンプレスは使いたくありません。奥歯は歯肉との境目はあまり見えませんので、低融陶材を利用したポーセレン冠の方が良いです。

又、エンプレスでは、ブリッジは出来ません。(出来るのですが、直ぐに壊れます)

エンプレスは歯の削り方に特殊性を要求されます。専門的には、専用のバーで全周1.2ミリ以上のフルショルダーで削らなければなりませんので、ものすごく神経を使います。私は、拡大鏡を使いながら、削ります。

ポーセレン冠もエンプレスも健康保険は使えません。おおよそ、エンプレスの方が3割り位コスト高の治療費だと思います。在京の歯科大学で12万円位らしいです。

記入97/11/16


このページを書いてからもう14年! エンプレスはEmax となり進化を遂げました。Emax (プレス)も メタルを使いません。2011年現在は、前歯と言えばこれが主流。いわゆるメタボン(ポーセレンジャケットクラウン)は時代遅れになりました。そして、前歯のブリッジはインプラントに替わり姿を消しつつあり、骨の状態等でどうしてもブリッジが出来ない場合は、ジルコニアの削りだしによる金属を使わないブリッジになりました。

2011/9 追記



更に ジルコニアの登場により、昔は無理だったブリッジもいわゆる普通の金属を一切使わないで作る事ができるようになりました。 又、 前歯にも


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