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頭痛や肩こりの原因となる「くいしばり」

投稿日: 2017年1月11日  | カテゴリ: その他

 

頭痛や肩こりでお困りの方は少なくないと思いますが、これらを引き起こしている原因の一つに歯の【くいしばり】があげられます。


頭痛や肩こりなどの原因になりえることとあわせて、歯や歯茎にも過剰に負担がかかってしまいますので、出来るだけなおすように努めた方が良いでしょう。

くいしばりは【クレンチング】と呼ばれることもあり、上下の歯を無意識で噛み締めてしまうことです。通常、上下の歯は口を閉じていても当たることはありません。
安静時空隙と呼び、リラックスした状態で口を閉じると上下の歯の間に2ミリ程度の隙間があることが理想的なのです。


上下の歯が接触して力が加わってもよい時間は1日のうちに20分ほどであると考えられています。くいしばり程度と思うかもしれませんが、多くのトラブルの元になる癖なので注意が必要です。

 

◆くいしばり、歯軋りのセルフチェック

◇起床時に顎に疲労感がある。
◇起床時に歯が浮いている感じがある。
◇無意識に歯をくいしばっていることに気づいたことがある。
◇舌の先端、周囲がでこぼこしている。
◇頬内側の歯が当たる箇所に白い線がある。
◇眠っている時の歯軋りを指摘された経験がある。

上記の項目が2つ以上当てはまるようなら、くいしばりや歯軋りを無意識に行っている可能性があります。

 

◆くいしばりをする理由とは?

理由は様々なのですが、主なものとしてはストレスや緊張であると考えられています。
極度の緊張、集中といった場面や、強いストレスを受けている場合は無意識で、くいしばりを行っていることも多いようです。
また、ストレスによるくいしばりは【ストレスを受けているから】だけではなく、【ストレスを緩和させようとして】無意識にしてしまっているという考え方もあります。

 

◆くいしばりによる問題と症状とは?

◇頭痛
顎を動かす筋肉である側頭筋が、くいしばりなどによって緊張状態になってしまうために頭痛を起こします。これを緊張型頭痛とも呼びます。

 

◇肩こり、首こり
日常的にくいしばりが続くと、側頭筋、咬筋などを始めとした多くの筋肉が緊張した状態になり肩や首のコリの原因になってしまうことがあります。

 

◇顎関節症
顎の関節に過剰に負荷がかかることで顎関節症になることがあります。

 

◇ドライマウス
くいしばりから顎関節症となり、唾液腺が圧迫されることで、唾液分泌量が低下し、ドライマウスをおこしてしまいます。

 

◇歯が欠ける、割れる、歯根が割れる、つめものが割れる
通常の食事で歯にかかる負荷は男性で約50?60kg、女性で約45?50kgですが、くいしばりなどの場合は瞬間的に約200kgの負荷がかかると考えられています。
そのため、歯が欠ける、割れる、つめものが割れるといったことが起こります。
また、歯根破折といって歯根が割れてしまうこともあります。

 

◇歯がグラグラする
くいしばりにより、歯を支えている歯槽骨という骨に過剰に負荷がかかります。その結果歯槽骨がすり減ったり壊れたりしてしまい、歯をしっかりと支えることができなくなり、歯が動くようになってしまいます。

 

◇歯がすり減る
くいしばりと合わせて、歯ぎしりも行ってしまっている場合は、歯がすり減ってしまうことがあります。

 

◇虫歯や歯髄炎になる、歯周病を悪化させる
歯に負荷がかかることで歯にヒビが入ることがあり、それによって虫歯菌の感染リスクが高まります。更に過度な負荷は歯の神経に炎症を起こす歯髄炎を発症させるかもしれません。また、既に歯周病になっている歯は悪化してしまいます。

 

◇知覚過敏
歯に過剰に負荷がかかるとヒビが入る、割れる、といった症状が起こります。
これによって知覚過敏症状が起こることがあります。

 

 

◆くいしばり、歯軋りの歯科治療法

◇マウスピース
一番ポピュラーな治療方法がマウスピース(ナイトガード)を使用する方法です。
ある程度既成のものを使用したり完全オーダーメイドにしたり出来ます。
マウスピースというと苦しいというイメージがあるかもしれませんが、治療用のものはそれを考慮して作られるので、しばらくは違和感があるかもしれませんが直ぐに慣れると思います。

 

◇噛み合わせ調整
噛み合わせの高さが低い場合、くいしばりが助長されることがあるため、噛み合わせ調整を行うことがあります。

 

 

◆くいしばりの予防法

◇頬杖をしない
思っている以上に顎の骨に負荷がかかっているため、顎関節に偏った負担が生じますので注意が必要です。

 

◇横向きに寝ない
横向きになると片側の顎に負担をかけますので、これも気をつけないといけません。

 

◇枕を低くする
枕が高すぎると顎や首の負担が増えますので、高すぎないようにしましょう。

 

◇くいしばり、歯軋りなど歯の接触を意識する
上下の歯が接触していることに気づいた時点で意識して離すようにするなど、小さな努力から始めることも大事です。
くいしばりなどをしていることに気づいた時には直ぐにやめるようにしましょう。目につきやすいところに付箋などで注意書きを貼っておくというのも一つの方法です。
時々、深呼吸してリラックスした状態を作るなど、くいしばりの機会を減らすようにしましょう。

 

◇マウスピースの使用
就寝時は自分で意識することが難しいと思いますので、歯科医院でマウスピースを作り利用することも有効な予防法だと思います。

 

 


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